トレーダーはカジノの経営者の視点をもとう!!
まずトレードは「完全にギャンブルじゃないけどギャンブル的要素もある」
メディアで「主婦が初めて1年で〇〇〇円儲けました」っていう釣りで証券会社に行って口座開いて始めちゃうような人はまず100%ギャンブルというか、ほぼ確実に破産する。
しかし株でも通貨でも商品でも価値って上がるか下がるかだけだから、たまには勝つこともあるし勝ちが続くこともある。ビギナーズラックで勝っちゃったら逆に変な希望を持って悲惨なことになる
次の瞬間にどっちになるかは経済学者もアナリストもわからないことだよね、未来は絶対わからない。
一歩間違うとすぐにただのギャンブルしてるのと変わらなくなる
少し確立の話~そもそもギャンブルっていうのは本質的にどちらかに転ぶかわからない事象のことをいってる、サイコロの奇数と偶数が出る確率は50%ずつであり、長期的に試行回数を増やしていけばこの数字に収束していく。
確立のわかりやすい例としてカジノのルーレットがある、1~36まで黒と赤が交互に並んでいる、黒か赤に玉が落ちる確率は50%だこれならギャンブルになる
しかし実際の円盤にはあと0と00という緑のマスがあり全部で38マスに区切られている。赤に賭けた場合はもう50%じゃない、しかし50%に近い、だから短期的な勝負でどっちに転ぶかわからないが、長期的にはルーレットでカジノが負けることはない、これはカジノのほぼ全てのゲームに対して言える(ポーカー、ブラックジャックを除く)つまり短期的にはギャンブル的要素があるけど長期的には確実にカジノ側に利益が上がる、つまりカジノ側はギャンブルじゃなくて最初からプレーを続けたら勝てるのゲームをしてる
あとは確立が収束していくまで客にプレーさせ続ければいい、だからカジノ側はできるだけ長くプレーさせるように軽食無料、アルコール無料だったりする、ただ長くプレーさせ続ければいい、そうすれば短期的な確立のブレも長期的には期待値のとうりに収束していく。
じゃあトータルで期待値がプラスのことをしていけば、短期的にはどっちに転ぶかわからないけど長期的には勝てるってことになる、トレードもそれと一緒で短期的にはギャンブル的要素もあるけど、長期的にはプラスになる戦略っていうのを繰り返していくしかない、そのために自分の手法を徹底的に検証して自分の手法が長期的には利益の残る戦略かどうかを確かめるのがトレーダーの仕事である。